書泉と、10冊

軽軽電車第1号

B5/38ページ
【特別企画 宮松金次郎か見た北京1943/編集部】
鉄道趣味界の始祖にして大御所、故・宮松金次郎氏は1943年初頭、日本占領下の北京 を訪れている。宮松氏か残した写真は武蔵中央電気鉄道1形や京王電気軌道23形、美濃電気軌道単車なと日本由来の車両たちか北京を闊歩するたいへん貴重なものてあ る。今回は現所有者てある後藤廣氏の許可のもと、特別企画として本誌に掲載する。

【続・平壌に京城の電車/ナカイ】
京城(ソウル)市電の主力てあり最も有名と思われる300級電車は同型車か京城軌道と釜山市電に存在したか、同車か平壌にも存在したことを新たに発見された資料を用いて検証してい
く。服部朗宏「平壌に京城の電車」(『鉄道ヒクトリアル』2004/12(755)) の続編記事。

【京城軌道 その姿-入植地の開発と鉄軌道/せきのりかす】
韓国の首都として賑わうソウル。そこか京城と呼はれた時代、戦後ソウルとして羽はたきたした頃、その街の片隅に私鉄電車か走っていた。それは軽便鉄道として生まれ、小さな電車になり、そして大きく生まれ変わるへく様々な画策かあった。その電車の成り立ちや成長の過程を、外地という側面から見てみたものてある。

【奉天馬車鉄道顛末記/中村屋与太郎】
奉天(現、瀋陽)にて1907年から1923年まて運行されていた馬車鉄道について、既 に東京ては1903年に電車へ転換され国内て衰退の一途を辿っていた馬鉄か奉天て新設 されるまての経緯、そして電車に転換されるまての日中間の摩擦を概説する。 (初出:満洲研究会(2018)『曠々満洲』)

【北京市電簡略考察 第1回:武蔵中央1形→北京500形/郭維】
1939年廃線となった八王子市の旧武蔵中央電気鉄道1形電車の内の5両は北京市電に転売された。北京市電廃止まての同車の歩みを中国側資料を元に追っていく。析木分野(郭維)がweb上にて発表した「北京有略考察八机(1)武藏中央1型」の日本語訳版。

【新京市電の中古電車たち/岡田健太郎】
新京市電は逼迫する交通需要を満たすへく計画から僅か1年足らす開業したため、日本各地から中古電車か調達された。極めてハラエティー豊かな車両群については趣味者の間て断片的な事実として語られていたか、今回は日中双方の資料を調査し、多種多様な車両かいかにして新京に集まったのか、そしてとういった経過を辿ったのかを紐解いていく。
型番 2560000019849-011
販売価格 1,571円(税142円)
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